Pokeと書いてポキと読みますが、ハワイでは定番の伝統料理で、ポキボウル、日本語でいうところのマグロ丼?をメイン料理にしている人気のレストランもあり、ハワイアンにはもちろんのこと、ツーリストにも大人気。ポキとは、ハワイ語で「切り身」を意味しています。ハワイの人は昔から生魚を食す文化がありました。漁で捕ったフレッシュな魚を捌いて塩や海草と混ぜて食べる、日本人と同じ習慣ですね。19世紀になり海外からの移民が持ち込んだ植物、トマトやネギなどを加えられ、またアジア系移民が増えたことによりさらに新しい調味料も加わり、バリエーション豊富になり今のポキへと進化していったそうです。
そんなポキが現在アメリカ本土でも人気になっているというnewsを見ました。健康志向の昨今、マグロの生はヘルシーだから。というのも流行りの理由ですが、“インスタグラマブル”だそうです。俗にいう、インスタ映えというもので、確かにきれいな赤い色に緑が入り、おしゃれに撮影すれば、インスタ映え?かもですが。
photo by Washington Post
伝統的なポキを出す店もありますが、一部のレストランでは、本来無いトッピング(とうもろこしやケールなど)を提供していて、伝統的なポキとはかけ離れたものもあるようです。それに大して嘆いている人もいるというnewsですが、日本の寿司は長年そのような状態で、言い出したら切りが無いです。これだけ日本に数多くの訪日観光客がきて、日本で“お寿司”を食べて帰っても、自国にある似ても似つかない寿司を食べている人は多いのではないでしょうか。
話は逸れましたが、日本でもハワイのポキ丼を提供してくれるレストランも多数あります。まぐろは生魚の中でもダントツ人気のお魚なので、大人から子供までみんなで美味しくいただけるハワイ料理の1つです。ぜひハワイで本場の味を楽しんではいかがでしょうか。