進むカカアコの再開発

投稿日| 2018年5月16日

ワイキキからアラモアナ・センターの先まで足を運ぶと、ダウンタウン方面の東側の周辺地域は再開発がすすめられていて、いままさに建築中のビルや商業施設をたくさん目にすることができます。これは2012年に発表された『カカアコ再開発プロジェクト』によるもので、ワード・センターを中心に15年間の計画で現在進められている壮大なプロジェクトとなっています。

この計画では、22棟の住居用ビルディングの建設に加え、およそ現在の2倍の店舗数となるショップやレストラン、その他にエンターテイメント施設などの建設も計画されています。
元々オフィスやコンドミニアムもあるエリアでしたが、再開発により「住む、働く、遊ぶ」の生活すべてをこのエリアにて実現できる日が近づいてきていますね。

既にワード・ヴィレッジには、36階建てで全部で171戸からなるコンドミニアム、「Waiea」(ワイエア)が完成していて、そのラグジュアリーな新しいレジデンスは注目となっていました。そのうちタウンハウスが10戸、ペントハウスが10戸で一軒家のような居住スペースを持ち、また1階には、和食レストラン「ノブ」がワイキキから移転しています。オシャレなエリアとして、今後こうした有名レストランが移転してくることもあるかもしれません。

「ワイエア」

「ワイエア」の斜向かいにあるのが2017年10月に完成したコンドミニアム、「Anaha」(アナハ)。
こちらは、38階建てでペントハウスを含む311戸からなり、うち71戸はタウンハウスとなります。

「アナハ」

現在建設中のコンドミニアムは他に、「Ae’o」(アエオ)があります。2017年に完成予定でしたが、現在は2018年に完成予定です。こちらは40階建て466戸からなります。1階に「ホールフーズ」が入ります。

「アエオ」

その他「Ke Kilohana」と呼ばれるコンドミニアムも建設中で、こちらは低・中所得者を対象とした手頃な価格だそうです。ただしこちらのコンドミニアムを購入するには、アメリカ市民または、グリーンカード所有者であったりと、条件が厳しいようです。

カカアコの再開発プロジェクトによって、どんどんショップや周りの風景も変わって来ていますが、ロコに人気のあった、ちょっと寂れた感じのワードウェアハウスなどがなくなってしまったのは寂しいですね。ここは色々なものが安く手に入り、手ごろなお土産を探し求めてここで絵など色々買った思い出があります。

当局によればこの『カカアコ再開発プロジェクト』により州税も増え、雇用者数も伸び、またホノルルにおける住宅不足の解消にもなると期待が寄せられています。

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現在、カカアコだけではなく、アラモアナ地区も新しいコンドミニアムが完成しています。
アラモアナ・センターに隣接した「ワン・アラモアナ」は一足早く2014年に完成し、あえて低層階で全てオーシャンビューにこだわった「パークレーン・アラモアナ」は、プライベート感のあるレジデンスとロケーションの良さから人気を集めています。

「パークレーン・アラモアナ」

アラモアナ地区はワイキキにも近く、住むだけでなく旅行者にも人気のエリアです。アラモアナ・センターでのショッピングやダイニングはもちろん、目の前のアラモアナ・ビーチは広く人も多くないので、ゆっくりとビーチサイドのバケーションを満喫できます。
「アラモアナ・ビーチ」

今後建設ラッシュや住む人が増えてくれば、こののんびりしたビーチの風景も変わってくるかもしれませんね。

新しいコンドミニアムの建設ラッシュが続くアラモアナ/カカアコエリアですが、アラモアナまでの鉄道も通るようになれば、今後も大きく変わっていくことでしょう。
今度の旅行では、変わりゆくアラモアナ・カカアコの風景に目を留めてみてはいかがでしょうか。

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