ご存知の通りホノルルには鉄道が走っていませんので、観光の足はもっぱらバスかタクシー、レンタカーですが、実は島を東西に走る鉄道計画が進行中なんです。
Honolulu Rail Transit
ワイキキのアラモアナ・センターからホノルル国際空港を越え、パールハーバーの先、エワ方面まで伸びる鉄道網で、全長は約20マイル(32km)です。
総工費は約50億ドルで、シティバスのパスがそのまま使え、区間の料金もバスと同じになる予定です。初めはカポレイ~アロハ・スタジアムまでの区間が2015年に運行開始される予定で、カポレイ~ミドル・ストリートが2017年と順次区間を延長し、2019年にはアラモアナ・センターまでの全区間が開通する計画です。
ダイヤは朝の4時始発で、最も混み合うピークの時間帯は3分間隔の運行、ピーク以外の日中は6分間隔、夜は10分間隔となるようです。
ホノルルの通勤時間帯の渋滞がこれで緩和されるでしょうか。旅行者にとっても待ち遠しいですね。