先日ブログで紹介しましたホノルルの鉄道計画ですが、このところ新しい動きが出ています。
というのもホノルル市は先日、この建設工事を一時的に停止することを発表しました。これは先月に州の最高裁が、原告の「建設予定地での発掘調査が終了してから鉄道建設を進めるべき」との訴えを支持する決定を
受けたことによります。これにより工事は一時的に中断し、全ての建設予定地での発掘調査を優先することになりそうです。
ただ、すでに建設工事自体が始まっていますので、既に建設済みの場所は稼動までメンテナンスをしたり、意外とコストがかかることになるのではないでしょうか。日数がかかる事や発掘調査により建設費費用もかさみ、市民の税金も多く使われる事になりそうです。
そんな中、追い討ちをかけるように数百人の市民が、ホノルル市庁舎周辺で鉄道建設計画に対する抗議デモを行いました。観光客にとっては利便性の上がりそうな鉄道計画ですが、市民にとってはなかなか全面的に賛成ではないようです。